GBM チェック項目とISO規格 対比・レベル基準 | |||||||||||
チェック項目 | ISOの対象条項 | ISOで決められた内容 | 確認のポイント | 有るべき姿 | レベル0 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | |
現場で確認するもの | |||||||||||
部品庫・倉庫 | |||||||||||
識別エフは付いているか | 7.5.3識別及びトレーサビリディ | 製品実現の全過程において適切な手段で製品を識別すること、監視及び測定の要求事項に関して、製品状態を識別を管理する。 | 工場の隅にはデッドストックになったような物が置かれていないか。その物の表示は正しくされているか | 容器毎に識別表示がされている、識別表示で受入、搬出を管理できるように対応されている。 | ほとんど識別表示の仕方が考えられているとは思われない。 | 識別表示の無い物が多く見受けられる。 | 識別表示はされているが、纏めた表示であったり、品番の一部分のみ又は名称の表示で識別としては不安がある。 | 容器毎に識別表示がされ、外から確認が出来る。部品を特定するのに充分の内容になっている。 | 類似品と誤らないように特定の管理ポイントが確認できる等の考慮がある。 | 受入、保管、出荷がバーコード等の自動読み取りが利用され、いつでも管理状態が分るように管理されている。 | |
古い物が保管されていないか | 7.5.5製品の保存 | 内部処理から指定納入先への引渡しまでの間、製品を適合した状態のまま保存すること、この保存には識別、取り扱い、包装、保管及び保護を含めること。 | 工場の隅にはデッドストックになったような物が置かれていないか。 | 先入先出しの管理方法が決められ、正しく実施されている。有効期間の管理が必要なものは正しく管理されるようになっている。 | 保管方法が決められているとは思えない。 | 明らかに古くデットストックと思われる物が多く見受けられる。 | 先入先出しの方法は決めているが実施されているようには思われない。容器の中に別部品が入っている。 | 先入先出しの方法が決められ、ほぼ決めた通り実施されている。 | 先入先出し管理が目で見て分る(色分け、突き出し等)ようになっている。 | 出庫する物はどの保管品を出庫するか指示され、指示された物が出庫される管理が出来ている。 | |
保管状況(錆び・ほこり・荷崩れ) | 7.5.5製品の保存 | 内部処理から指定納入先への引渡しまでの間、製品を適合した状態のまま保存すること、この保存には識別、取り扱い、包装、保管及び保護を含めること。 | 工場の隅にはデッドストックになったような物の保管状況(錆び・ホコリ)を特に見る。容器の汚れ状態とか、容器の中にゴミ等がないかを確認する。 | 部品の特性に合わせゴム、ホコリ及び錆びを防止する工夫がされている。又荷崩れが出ない容器が使用されている。有効期間の管理が必要な部品、材料等の管理が適切に実施されている。 | 保管方法が決められているとは思えない。 | 錆びた物、又荷崩れした物が多く見受けられる。 | 錆びた物、又荷崩れした物がちらほら見られる。容器が床に直置きされ、それが製品の入った容器の上に無造作に積まれている。 | 容器毎にゴミは入らない工夫はされているが容器内外にゴミが付いているのが散見される。 | 容器毎にゴミが入らない工夫がされている。容器内のゴミ・汚れがない状態になっている。 | 収納容器(台車を含む)の汚れ・破損等が無い状態に維持する管理方法が決められ実施されている。 | |
整理整頓の状況 | 7.5.5製品の保存 | 内部処理から指定納入先への引渡しまでの間、製品を適合した状態のまま保存すること、この保存には識別、取り扱い、包装、保管及び保護を含めること。 | 受入から検査、保管、出庫業務の流れを確認して確認する。特に工場の隅にデットストックになったような物が置かれていないか、その物の処理は正しくされているか。 | 検査前、検査後、試作品、生産品等の区分けがされ正しく管理されている。先入先出し管理が適切に実施できるようになっている。 | 特に整理整頓をやろうとしていると思えない。 | 部品の置き場、通路の区分けはされているが、ほとんど無頓着に置かれている。 | 部品の置き場エリアには置かれているが整頓されているとは思えない。 | 整頓はされているが出荷品、試作品、受入品等の区分け等が不明確、又同じ区切り・同じ積み上げの中に複数の種類の部品がある。 | 整頓され、出荷品、試作品、受入品等の区分けは出来ているが、同じ区切り、同じ積み上げの中に複数種類の部品がある。 | 出荷品、試作品、受入品等の区分け等が明確、又同じ区切り・同じ積み上げは単一部品になっている。先入先出し管理が出来る置き方になっている。 | |
劣化・損傷を防ぐ工夫はされているか | 7.5.5製品の保存 | 内部処理から指定納入先への引渡しまでの間、製品を適合した状態のまま保存すること、この保存には識別、取り扱い、包装、保管及び保護を含めること。 | 工場の隅にはデッドストックになったような物が置かれていないか。その物の管理は適切か確認する。 | 運送及び保管中外観損傷とか変形などが発生しないような荷姿が設定されている。(仕切り板、荷受け等で員数管理も出来るようになっている。)ゴミ、水分等も含まれる。 | 劣化・損傷を防止を考えた管理をしているとは思えない。 | 製品同士干渉している物が多く見受けられる。部品が積み上げられ、明らかに変形すると思われる。台車の受け部等も含める。 | 紙、布等で保護されているが、一部製品同士が干渉している物がちらほら見受けられる。部品が積み上げられ、変形の恐れがある。 | 製品同士が干渉しないように工夫され、ほぼ満足なレベルにある。部品の積み上げされた物はない。 | 姿置き、間仕切り等により製品同士の干渉が防止されている。 | 取り扱っているすべての製品の収納・保管方法がきめられ、適切に管理されている。 | |
作業 | |||||||||||
作業標準所には必要な内容が記載されているか | 7.1 製品実現の計画 | 製品実現のために必要なプロセスを計画して、構築すること。製品特有なプロセス及び文書の確立の必要性、並びに資源の必要性。 | 指定特性及び特殊特性工程の作業標準書を確認する。 | 製造条件及び管理方法、管理すべき品質及び確認方法・頻度等が設定されている。又使用する部品、冶工具・金型の指示がされている。 | 作業標準書が作成されていない、作業指示がどのようにされるか確認出来ない。 | 作業標準書はないが最低限必要なこと(製造条件)は分るようになっている。 | 製造条件、使用する設備・冶工具及び確認すべき品質の指示はされているが管理方法は曖昧。 | 製造条件、使用する設備・冶工具及び確認すべき品質の管理方法(頻度・測定具等)が明確に指示されている。 | 使用する刃具・チップ等の種別及び管理交換頻度が指示されている。 | 不具合が発生した場合の対応方法が指示されている。過去発生した不良でどこを注意するかが分る。 | |
作業標準書は見たい時見られるか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。製品の特性を述べた情報が利用できる。 | 作業標準書は本当に見なくてはいけない時、又見たい時に見れるようになっているか確認する。 | 作業標準は教育訓練が実施され、新たな作業に就いた時作業標準書に指示された通りの作業が出来、加工した物の品質が良好なことが確認され、初期の特別な管理を経て、一人前として作業が継続されることが必要、ただ確認すべき物は作業標準書で確認することが必要で、そのために直ぐ確認できるところにある。 | 作業標準書が作成されていない、作業指示がどのようにされるか確認出来ない。 | 作業標準書は作成していると言っているが、どこにあるか不明。 | 掲示はされているが、カバーの汚れ、紙の変色等で見えない状態で見られているのは思えない。 | 作業標準書は掲示されているが、ラインで生産される全機種又は他機種の作業標準書が掲示され、今流れている物の作業標準書が特定し難しい。 | 作業場所に掲示されているが掲示したままでは文字が読めない状態、また容易に取れそうにない。 | すぐ手に取って確認ができ、現在生産している物と特定できる管理がされている。 | |
作業の方法は手慣れているか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。必要に応じて、作業手順が利用できる 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。要員の適格性確認、妥当性の再確認。 | 作業状況を確認する。(特に指定特性、締付けトルク工程) | 作業標準書に指示された通りの作業が実施され、無駄な動きがない。手作業の場合確実な作業が実施され、出来栄えの確認がされている。 | 加工毎に順序が異なっている等手順を決めて作業する認識がないように思われる。 | 個々の作業が確実に実施されているか不安を感じる。はた作業手順はバラバラで無駄な動作が多い。 | ややスピードは遅く、一部無駄な動作がある。 | 毎回同じ順序で作業が実施され、無駄な動作は無く、スピードは速いが、品質確認がされているとは思われない。 | 毎回同じ順序で作業が実施され、無駄な動作は無く、スピードは速い、また出来栄えの品質確認が確実に実施されている。 | 作業動作分析が実施され、作業方法の指導が実施されている。 | |
特定作業者は資格認定されているか | 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 | 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。要員の適格性確認、妥当性の再確認。 | 指定特性工程で資格認定が必要な工程に就いている人が資格を有しているか確認する。 | 誰が認定されているかが分る様になっており、作業に就ける時誤って資格の無い者が就くことがないようになっている。 | 資格認定をする考えが無い。 | 資格認定をしていると言っているが、やっているとは思われない。 | 資格認定は実施されているが、管理の方法は有効ではない。 | 資格を持った人が明確で誤って資格の無い人が作業に就くことがない管理がされている。 | 資格の有することを常に本人が意識できる方法が工夫されている。 | 日常教務の中で定期的な再評価が実施されている。 | |
加工条件は指示されているか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。適切な設備を使用している。 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。設備の承認、所定の方法及び手順の運用。 | 特に指定特性工程、特殊工程の設備で加工条件が調整できる機能のある項目について指示されているか確認する。 | QC工程表で指示された条件が段取り手順書及び作業標準書に指示されている。 | 加工条件を指示するようになっていない。 | 指示はしていると言っているが本当に指示されているか疑問。 | 一部の条件がメモ及び設備に直接記載する指示されている。 | 必要な項目は漏れなく指示されているが、入力(設定)値指示のみで、一点指示が多い。 | 必要な物は(溶接電流値・熱処理温度等)必要条件が指示され、上限・下限値の指示がされている。 | 良品範囲が検証され、上限・下限値が設定されている。 | |
加工条件は適切に確認されているか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。規定された監視及び測定が実施されている。 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。記録に関する要求事項。 | 指示値と設備の設定条件の整合が取れているが実際に機械の値を確認する。 | 指示された通りの管理が実施されている。項目が計量値の場合は実施結果に間違いないことが確認できるように計量値で記録されている。 | 加工条件を指示するようになっていない。 | 指示に従い、条件設定した時に確認していると言っているが疑問。 | 条件の確認はされているが、記録は取られていない。 | 機械への入力(設定)値が記録されている。又は○で表示されている。 | 実体の値で管理されている。例えば、溶接した時の電流値 | 監督者は設定された条件を確認し、常に正しく設定される監督がされている。 | |
工程内チェックシートは漏れなくチェックされているか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 8.2.4 製品監視及び測定 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。規定された監視及び測定が実施されている。 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。記録に関する要求事項。 製品要求事項が満たされていることを検証するため、製品の特性を監視し、測定する。 | 工程でチェックしているシートを確認する。確認時点にチェックされる物が正しく実施されているか。(すでに後のところまで完了していることはないか。) | 工程内チェックシートに設定された項目は正しく検査されている。 | 工程内検査を実施するようになっていない。 | データの未記入が散見される。 | チェックが決められた通り実施されていない。例えば、頻度・時間の管理がされていない。 | チェックは決められた通りに実施されている。頻度・時間の管理も正しく実施されている。 | 変化点の品質確認が実施されている。 | 決められた通り実施されていることが監視され、確実に実施する仕組みがある。 | |
工程内チェックシートには合否判定されているか | 8.2.4 製品監視及び測定 | 製品要求事項が満たされていることを検証するため、製品の特性を監視し、測定する。合否判定基準への適合の証拠を維持する。 | 合否判定が実施されているか確認する。又有効桁数の表記は正しいか確認する。 | 合否判定が実施されている。合否判定基準との対比が確実に出来るようになっている。 | 工程内検査を実施するようになっていない。 | チェックシートの記入は○×で行われているが、基準が不明確。 | 基準が明確であるが、計量値項目も○×表記されている。 | 計量値項目は数値で記入されている。ただ有効桁数の表示に不適切なものも有り、合否判定はロット終了後纏めて実施されている。 | 計量値項目は数値で記入され、有効桁数の表示も適切で、合否判定は検査頻度毎に実施されている。 | 検査を実施した時、合否判定が実施されている。 | |
完成検査は実施されているか | 8.2.4 製品監視及び測定 | 製品要求事項が満たされていることを検証するため、製品の特性を監視し、測定する。 | 完成検査データを見て確認する。 | 完成検査に設定された項目は正しく検査されている。 | 完成検査を実施するようになっていない。 | データの未記入が散見される。 | データは記入漏れなく記載されているが、検査数をどのような頻度で検査するかは不明確。 | どのような頻度で検査するか指示されているが、検査頻度が正しく実施されているとは思えない。(生産中であるが指定数量の検査は終了しており、終り物の検査がされていない。) | 決められた頻度で正しく検査が実施されている。 | 決められた通り実施されていることが監視され、確実に実施する仕組みがある。 | |
完成検査は合否判定がされているか | 8.2.4 製品監視及び測定 | 製品要求事項が満たされていることを検証するために、製品の特性を監視し、測定する。合否判定基準への適合の証拠を維持する。 | 合否判定が実施されているか確認する。又有効桁数の表記は正しいか確認する。 | 合否判定が実施されている。合否判定基準との対比が確実に出来るようになっている。 | 完成検査を実施するようになっていない。 | チェックシートの記入は○×で行われているが、基準が不明確。 | 基準が明確であるが、計量値項目も○×表記されている。 | 計量値項目は数値で記入されている。ただ有効桁数の表示に不適切なものも有り、合否判定はロット終了後纏めて実施されている。 | 計量値項目は数値で記入され、有効桁数の表示も適切で、合否判定は検査頻度毎に実施されている。 | 検査を実施した都度、合否判定が実施されている。 | |
合否判定でNGの場合、適切に処理されているか | 8.3 不適合製品の管理 | 要求事項に適合しない製品が誤って使用されたり、又は引き渡されたことを防ぐために識別し管理を確実にすること。 | チェックシートを幾つか確認し、不合格判定されたものを探す。不合格のものがあったらそのものの処理した記録を確認する。 | 不合格となった場合、不良品が流出しない処理方法が決められており、適格に処理される。(例)前回検査した後までの製品にさかのぼり(遡り)選別をかける。 | 完成検査を実施するようになっていない。 | 不合格になった物のみを不良品として処置した程度で、不良の範囲調べ、原因調べは実施されていない。 | 不良の範囲調べ及び原因調べは実施していると言っているが実施されているか疑問 | 不良の範囲調べ及び原因調べが実施され、適切に展開されている、ただ対策は応急対策限度である。 | 恒久対策が実施されている。 | 対策内容の横展開が実施されている。 | |
特殊特性は作業標準書に指示されているか | 7.1 製品実現の計画 | 製品実現のために必要なプロセスを計画して、構築すること。製品特有なプロセス及び文書の確立の必要性、並びに資源の必要性。 | 特殊特性工程の作業標準書を見て、管理すべき管理項目が適切に設定されているか確認する。 | 特殊特性は製造条件(4M)管理で品質を保証するしかない。管理すべき加工条件が漏れなく指示されている。当然その項目の重要度ランクも高く設定させ、重点を置いた管理がされている。 | 特殊特性の管理についてほとんど理解されていない。 | 管理は実施していると言っているが、実施されているか疑問 | 作業標準書に特殊特性の表示がされているが、どの項目か分るようになっていない。 | 品質確認項目に特殊特性であることが分る表示がされている。 | 品質確認項目及び工程の管理項目に特殊特性であることが分る表示されている。 | 特殊特性として設定された品質確認項目及び工程管理項目は適切に展開されている。 | |
特殊特性の品質は工程内チェックされているか | 8.2.4 製品監視及び測定 | 製品要求事項が満たされていることを検証するために、製品の特性を監視し、測定する。合否判定基準への適合の証拠を維持する。 | 特殊特性の検査方法を確認し、実際に検査した物があれば確認する。 | 初物、終り物の品質評価がされている。合否判定がされている。 | 特殊特性の管理についてほとんど理解されていない。 | 管理は実施していると言っているが、実施されているか疑問 | チェックシートに特殊特性の表示がされているが、どの項目か分るようになっていない。 | 特殊特性項目に表示がされている、チェックも適切に実施されている。 | 全数保証するために統計的手法(管理図)及びポカヨケが利用され管理されている。 | 全数保証するために自動検査を導入している。 | |
監督者は工程内チェック・完成検査結果確認しているか | 8.2.3 プロセスの監視及び測定 | 品質マネジメントシステムのプロセスを適切な方法で監視し、プロセスが計画通りの結果を達成する能力があることを実証する。 | 監督者が確認していることをチェックシートで確認する。 | 工程内検査員及び完成検査員も勘違いしたり、処理(合否判定、有効桁数)を誤ったり、作業をサボる等があるので、正しく実施されていることを監督者として確認することが必要。 | 確認する考えは無い。 | 毎日のチェックシート・完成検査表を集めて確認している。 | 1回/1日は工程内での確認することになっているが、実施されているか疑問。 | 1回/1日は工程内での確認が実施されている。 | 1回/1日は工程内での確認が実施されている。定期的に出来栄え品質の確認が実施され検査結果の確さの評価がされている。 | 1回/1日は工程内での確認が実施されている。出来栄え品質の確認が実施され検査結果の確さの評価がされている。 | |
設備 | |||||||||||
設備はきれいに清掃されているか | 6.3 インフラストラクチャー | 製品要求事項への適合を達成するうえで必要とされるインフラストラクチャーを明確にし、提供し、且つ維持すること。 | 特に油漏れ、油圧装置の圧力計の油入り等がないかを確認する。 | 設備、冶工具の清掃がされていないと不具合の発見が遅れることが有る。早期に不具合を発見するには常に清掃されている。 | 設備は使い放しで清掃されているとは思われない。 | 清掃は実施すると言っているがほとんど実施されているとは思われない。 | 清掃は実施されていると思われるが、まだまだ不十分。 | 設備はきれいな状態になっている。 | 汚れ発生源の改善に取り組んでいるように判断できる。 | 汚れ発生源の改善が実施され、目で確認で設備の不具合は無い状態に維持されている。 | |
冶工具・金型は識別がされているか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。適切な設備を使用している。 | 標準書に指示された内容と使用されている冶工具・金型が一致しているか確認する。 | 段取り手順書及び作業標準書に指示された冶工具・金型であることが確認されている。そのために標準書に指示された内容と一致した識別がされている。 | 識別表示をする考えが無い。 | ほとんどの物には識別表示がされていない。 | 識別はほとんど実施されているが、マジック・ペンキ等で見難いものが多くある。 | 識別はほとんど実施されている、マジック・ペンキ等の物もあるが、見えるように維持管理されている。 | 表示方法の決まりに従い、表示が実施されていると判断できる。 | 作業標準書で指示された冶工具と一致した表示がされている。 | |
設備点検シートは漏れなくチェックされているか | 6.3 インフラストラクチャー 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 | 製品要求事項への適合を達成するうえで必要とされるインフラストラクチャーを明確にし、提供し、且つ維持すること。 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること、規定された監視及び測定が実施されている。 | チェックシートを確認して点検状況を確認する。計量値で指示されたものは計量値で評価されているか。 | 製造条件(4M)の中の設備条件を維持するために管理すべき項目及び管理方法が設定され、管理されている。 | 設備点検を実施するようにはなっていない。 | 実施はしていると言っているが実施されているか疑問 | チェックが実施されていない日・項目が多く見受けられ、定着しているとは言えない。○×評価は個々の項目毎事実の確認がされているか疑問 | チェックが実施されていない日・項目が見受けられるがほぼ実施されている。数値表示のものも○×で記入、事実を確認して評価されていると思われる。 | チェック項目は抜けなく実施されている。数値表示の項目は数値で記入されている。 | 異常及び措置したことが記載され、保全管理に生かされるようになっている。 | |
計測器 | |||||||||||
計測器は適切に取り扱われているか | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 計測機器の取り扱い、保守、保管において、損傷及び劣化しないように保護する。 | 使用しているノギス、マイクロメーターを動かし、0点の確認と機能を確認する。 | 損傷及び劣化をしないように置き方等が工夫され、使用前に機能、原点等の確認が行われている。 | 計測器を取り扱っている意識が感じられない。例えばトルクレンチの柄をハンマー代わりにしている。 | 一部破損した測定具が使用されている。例えば、ノギスの内側に先が変形、スライドのガイドが無い、スライドにガタが有る。 | 0点合わせが出来ていない。機械の上など鉄の所に直接置かれ、取り扱いが乱暴と思われる。 | 0点合わせは出来ている。機械の上等鉄の所に直接置かれているのが丁寧に扱われている。 | 直接に鉄の上に置かない工夫がされている。 | 常に決めた位置に置かれている。 | |
限度見本の使用状況・識別表示状況 | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 監視及び測定の要求事項との整合性を確保できる方法で監視及び測定が実施できることを確実にするプロセスを確立すること。 | 限度見本の現物を確認する。 | 損傷及び劣化をしないように保管、取り扱い等が工夫され、判定基準として不適合になった場合、使用しないような管理が出来ている。 | 限度見本を作り、品質を管理する考えは無い。 | 作り放しで管理はされていない。 | 限度見本が劣化しないように保管・取り扱いが工夫されているが、限度見本の状態は良くない。 | 限度見本が劣化しないように保管・取り扱いが工夫され、ほぼ満足な状態になっている。 | 定期的に限度見本の良否の判断が実施され、問題があれば適切に処理されるようになっている。 | 使用前・使用後に良否の判断が実施され、問題があれば適切に処理されるようになっている。 | |
ライン | |||||||||||
整理整頓の状況 | 6.4 作業環境 | 製品要求事項への適合を達成するために、必要な作業環境を明確にし、運営管理すること。 | 工場のスミに不用品が置いていないかを重点に見る。 | 使用すべき冶工具がいつでも使用できるようになっている。又現在の状況(使用・修理など)が分る。仕掛品、部品及び完成品の状態が分る。 | 整理整頓をする考えが無い。 | 整理整頓をしているとは思われない。 | 必要な冶工具及び備品・部品等は区分けされているが管理としては不十分。 | 必要な冶工具及び備品・部品等は区分けされ、ほぼ管理されている。 | 必要な冶工具及び備品・部品が何か分るようになっている。 | 使用中の金型及び冶工具の使用状態が分る。 | |
部品・仕掛品の識別はされているか | 7.5.3 識別及びトレーサビリディ | 製品実現の全過程において適切な手段で製品を識別すること、監視及び測定の要求事項に関して、製品状態を識別を管理する。 | 工程内の異常で一時的に置かれている物とか、停滞していると思われるものがあればその物の表示を確認する。 | 部品の組立管理及び完成品の識別表示が正しく実施される工夫がされている。ラインに置かれている全ての部品、仕掛品及び完成品に容器毎に識別表示がある。また使用している部品を使用し切るまで識別がされている。 | 識別表示をする考えが無い。 | 識別表示の無いものが多く見受けられる。 | 識別表示はされているが纏めた表示であり、品番の一部分のみ又は名称の表示で識別としては不安がある。 | 容器毎に識別表示がされ、外から確認が出来る。部品を特定するのに充分の内容になっている。 | 手書きをする場合は何に従って記載するか、又記入されたエフを使用する場合、製品が正しいことを確認する方法が決められ適切に実施されている。 | 生産している製品情報から自動的に必要なエフが作成される仕組みが出来ている。 | |
工程の流れは整然としていて工程飛びは無いか | 7.5.1 製造及びサービス提供の管理 | 製造及びサービス提供を計画し、管理された状態で実行すること。 | 工程で加工前と加工後の識別(置き方)が出来ているが、特に休憩、作業終了時等加工前、加工後の識別を見る。 | 工程の流れは工程飛びが出ないように設備、レイアウトへの工夫及び作業者のしつけが実施されている。(一個流し及びロット流しの場合でもどの工程が終了したのかが分る工夫) | 加工品を置くところは考えられておらず、機械の上とかそのときどきに台等を持ってくる。 | 加工前・後の物の境が不明確で混ざる恐れがある。 | 加工前・後の物の境は明確に仕切られているが、取り扱いが曖昧で混ざる恐れがある。 | 加工前・後品の置き方は決められているが、工程の異常等により決めた数より多くの加工品が溜まるところが見受けられている。 | 加工前・後品の置き方は決められた通り、適切に実施されている。 | 1個流しの工程で工程に異常が発生した場合の対処方法が決められ、常に適切に処理されるようになっている。 | |
記録・文書等は整理され、保管されている。 | 4.2.3 文書管理 4.2.4 記録の管理 | 品質マネジメントシステムで必要とされる文書は管理すること。 記録は要求事項の適合及び品質マネジメントシステムの効果の運用の証拠を示すために、作成し、維持すること。 | 重要工程と思われる工程の作業標準類及びチェックシートを確認する。 | 作業標準類及びチェックシートは本当に活用できるように管理されている。 | 提示を依頼したデータ・標準類がほとんど提示されず保管されているとは思えない。 | 提示された書類はバラバラで保管管理されているとは思われない。 | 提示された書類はファイル等に保管された中から抜き出していると思われる。 | データ・標準類はファイルで提示されるがファイルの中は乱雑。 | データ・標準類は機種毎ファイルに整理され、提示される。 | データ・標準類の保管状況が瞬時に検索できる管理が実施されている。 | |
不適合品は良品と混入しないように工夫されているか(識別・隔離) | 8.3 不適合製品の管理 | 要求事項に適合しない製品が誤って使用されたり、又は引き渡されたことを防ぐために識別し管理を確実にすること。 | 工場の中に不良品及び保留品等がないか探し、正しく処理されているか確認する。 | 不適合品が発生した場合、対象品への表示及び隔離が実施されている。 | 不適合品の取り扱いについて何も指示されていない。 | 識別・隔離をするように指示しているが、具体的方法が決められておらず処理が曖昧である。 | 赤箱(不良品置き場)が少なく、その都度不良処理が適切に実施されるとは思われない。 | 赤箱(不良品置き場)、エフ、ペンキ等は整備されているが、不適合品発生都度処理されているとは思われない。 | 不適合品が発生した時、その都度処理が出来るように赤箱(不良品置き場)、エフ、ペンキ等が整備され、適切に処理されていると判断できる。 | 監督者の意識が高く、常に作業者及びQA担当者の意識高揚が図られていると判断される。 | |
不良箱は適切に処理されていると思えるか | 8.3 不適合製品の管理 | 要求事項に適合しない製品が誤って使用されたり、又は引き渡されたことを防ぐために識別し管理を確実にすること。 | 赤箱に入っているものの処理は頻繁に実施されているが。同一の不良が複数出ているものがないか探し、どう処理されているかを確認する。 | 赤箱に入れられた不適合品には不良内容、いつ発生とか記載されている。不適合の多発性が検討され、多発性の有る場合は適格に範囲が検証させ処理される。不適合品の処理は出来る限り速やかに実施されている。(2H) | 不良品箱を設置する考えが無い。 | 不良品箱に不良品でない物(例えば工具・備品・部品等)が入っている。 | 不適合の表示は無く、前日以前に発生した不良品が入っている。 | 不良箱に入れられた物は不適合の内容が分るようになっている。発生した日には処理が実施されている。 | 2時間毎処理され、不良の内容によっては原因調査が実施され、工程へフィードバックされている。 | 不良の内容によっては再発防止の展開が図られている。 | |
不良品を処理した記録は有るか | 8.3 不適合製品の管理 | 不適合の性質の記録及び不適合に対して取られた特別採用を含む処理の記録を維持すること。 | 赤箱の処理した記録及び検査結果不合格になったが無いかを調べ、その処理を確認する。 | 不適合品の処理結果が記録で分るようになっている。不適合の状況によっては再発防止対策及び品質改善活動に繋がるようになっている。 | 不良品の記録を取る考えが無い。 | 廃却品の数量集計は実施しているが修正したものの記録は無い。 | 廃却品及び手直し品を含め発生した不良内容が分る。 | 廃却品及び手直し品を含め発生した不良の加工日(ロット)がトレースできる。 | 不具合の重要性・重大性が判断されるようになっている。 | 不良品の発生データは集計され品質改善活動に結びついている。 | |
不良品を修正した後、検査をしているか | 8.3 不適合製品の管理 | 不適合製品を修正した場合には要求事項への適合性を実証するための再検証を行う。 | 赤箱の処理方法を確認する中で修正したのが無いか確認する。 | 不適合品を修正した場合、全数検査をする。(修正の工程能力は未定などで当然全数検査しないと保証されない)修正によって修正箇所以外のところに損傷の恐れがあるので、関連する箇所も検査する。検査は当然記録が取られ、合否判定が実施されている。 | 修正したものを検査する考えは無い。 | 修正なのか?工程作業に設定された手直しなのかの判断が曖昧で上手に管理されていない。 | 修正したものは検査を実施していると言っているが実際実施されているか疑問。 | 修正箇所を抜き取りで検査している。修正の方法は権限を持っているものが決定している。 | 修正したものは修正箇所のみ全数検査がされている。検査記録が有る。 | 修正により品質に影響する箇所が検討され、検討した全ての項目が全数検査されている。検査記録がある。 | |
部品・仕掛品は損傷を防ぐ工夫はされているか | 7.5.5 製品の保存 | 内部処理から指定納入先への引渡しまでの間、製品を適合した状態のまま保存すること、この保存には識別、取り扱い、包装、保管及び保護を含めること。 | 工程確認で状況を確認する。 | 設備、冶工具、搬送装置、台車等傷つき防止が施され、製品同士が当たらない工夫がされている。 | 劣化・損傷を防止を考えた管理をしているとは思えない。 | 製品同士干渉している物が多く見受けられる。部品が積み上げられ、明らかに変形すると思われる。 | 紙、布等で保護されているが、一部製品同士が干渉している物がちらほら見受けられる。部品が積み上げられ変形の恐れが有る。 | 製品同士が干渉しないように工夫され、ほぼ満足なレベルにある。部品の積み上げされた物は無い。 | 荷置き、間仕切り等により製品同士の干渉が防止されている。 | 取り扱っている全ての製品の収納・保管方法が決められ、適切に管理されている。 | |
文書 | |||||||||||
QC工程表は作成され、改訂はされているか | 7.1 製品実現の計画 | 製品実現のために必要なプロセスを計画して、構築すること。 | QC工程表を確認して改訂が実施されているか確認する | QC工程表に記載された内容(設備の加工条件は製品の良品領域を確認され決定)と工程の管理状態は常に一致していることが必要。工程変更を実施する場合はQC工程表が変更され、それに従い工程が変更されている。 | QC工程表は作成されていない。 | QC工程表の承認がされていない。 | 改訂したものは確認出来なかったが改訂は実施されているように思われる。 | 改訂されたものが有る。 | 変更による品質への影響の検証及び妥当性の確認が実施された後、改訂されていると思われる。 | 変更による品質への影響の検証及び妥当性を確認する方法が定められ、適切に展開していると判断されている。 | |
QC工程表には特殊特性の表示がされているか | 7.2.1 製品に関する要求事項の明確化 | 顧客が規定された要求事項を明確にすること。 | QC工程表を見て重要度のウェイト付けがされているか確認する。 | 品質の重要度に合わせ工程管理及び不具合が発生した場合の処理方法が展開されるようになっており、QC工程表にウェイト付けがされている。 | 表示して管理する認識がない。 | 表示方法は決められているが実際に実施されているか疑問。 | 表示されたものは確認できなかったが実施されているように思われる。 | 表示方法は決められた品質特性のみ表示されている。 | 品質特性を保証するのに適切な管理方法が設定されている。 | 特殊特性を創出する工程で管理すべき要因(条件)に展開され、表示されている。 | |
検査規格書は作成され、改訂されているか | 7.2.3 顧客とのコミュニケーション | 顧客とのコミュニケーションを図るための効果的な方法を明確にし、実施すること。引き合い、契約若しくは注文又はそれらの変更。 | 確認した検査規格書の製品の図面を確認し規格書を変更すべき内容が変更されているか確認する。 | 顧客の要求事項の変更に合わせ検査規格書が改訂処理がされている。 | 検査規格書は作成されていない(客先用・仕入先用)。 | 検査規格書の承認がされていないものが有る。 | 改訂したものは確認出来なかったが改訂は実施されているように思われる。 | 改訂されたものが有る。 | 改訂された物の配布管理は適切に実施されている。 | 改訂の要否を判断する人が明確に決められ、確実に要否の検討が実施されている。 | |
人的資源 | |||||||||||
作業者の資格認定はされているか | 7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認 | 製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行う。要員の適格性確認、妥当性の再確認。 | 工程確認時、指定特性とか特殊工程及び外観・部品検査員の名前を記録し、その人の技能認定状況を確認する。 | 作業者の技量によって製品の出来栄えが保証され、後工程での品質確認等で出来栄え確認が出来ない作業の場合、作業者の技量認定がされている。 | 資格を認定する考えがない。 | 資格認定を実施していると言っているが実施されているか疑問。 | 資格認定は実施されているが、認定が必要な作業に抜けがある。また認定基準は曖昧である。 | 資格認定が必要なものは漏れなく認定され、認定基準も明確になっているが、認定基準は座学評価が主体とレベルが低い。 | 認定基準は技能評価主体となっている。 | 定期的な再評価が実施されている。日常業務の中で技能状況を評価することも含む。 | |
購買プロセス | |||||||||||
供給者の格付けは実施されているか | 7.4.1 購買プロセス | 供給者が組織の要求事項に従って製品を供給する能力を判断の根拠として、供給者を評価し、選定すること。選定、評価及び再評価の基準を決めること。 | 仕入先の評価データを確認し、適切な対応が図られているか確認する。 | 仕入先の製品の供給能力を品質、納期、コスト等で評価し、能力上不十分な点があれば指導とか取引停止等の処置が実施され、良い製品が入手できるようにする。 | 供給者の格付けは実施されていない。 | 格付け評価はされているがほとんど意味がない。 | 格付けにはQCDの項目は含まれているが格付け方法は不明確で、又有効に活用されているとは思われない。 | 格付けの方法は明確に定められ適切に実施されているが有効に活用されていると思われない。 | 格付けの方法は明確に定められ適切に実施されているがほぼ有効に活用されていると思われる。 | 格付け結果に対し、管理責任者による意思決定がされ、仕入先育成、取引停止等の展開が図られている。 | |
供給者の格付けには品質面の指標は入っているか | 7.4.1 購買プロセス | 供給者が組織の要求事項に従って製品を供給する能力を判断の根拠として、供給者を評価し、選定すること。選定、評価及び再評価の基準を決めること。 | 仕入先の評価データを確認し、適切な対応が図られているか確認する。 | 格付けとしては品質指標のウェイトが高くあるべき。 | 格付けの中に品質に関する指標は含まれていない。 | 品質面の評価はされているが、ほとんど意味がない。 | 品質面の評価は軽視されている。 | 品質面の評価項目は明確ではないが、格付けとしてはほぼ満足な状態。 | 品質面の評価する項目が明確に決められ、実施されている。項目の中に客先、受入検査、工程発見の不良状況が含まれている。 | 品質面の評価が重要視されている。 | |
監視機器及び測定機器の管理 | |||||||||||
計測機器の管理台帳は適切に管理されているか | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 測定値の正当性が保証されなければならない場合には、測定機器に関し、校正及び検証の結果の記録を維持すること。 | 工程確認時にチェックした計測器の管理状況を台帳で確認する。 | 計測機器として管理すべき物は漏れなく管理の対象として管理されている。 | 管理台帳がない。 | 有効期間内に検定実施されているか確認出来ない。 | 有効期間内に検定が実施されている。 | 検定を実施した人及び合否判定が明確で責任者による監視も実施されている。 | 有効期間に対し、検定状況が常に分る状況になっている。 | 不合格になった場合、その測定器を使用して評価した製品への対応が追従できるようになったいる。 | |
校正結果は数字で記録されているか | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 測定値の正当性が保証されなければならない場合には、測定機器に関し、国際又は国家計量標準にトレース可能な計量標準に照らして校正又は検証する。更に校正及び検証の結果の記録を維持すること。 | 工程確認時チェックした計測器の校正データを確認する。 | 部品の検査に使用する範囲の精度検査が実施され、検査結果が評価基準と検証できるため計量値で記録されている。また計量標準とのトレースのため、校正に使用した検定機器が明確になっている。有効桁数も正しく記録されている。 | 校正が実施されていない。 | 校正結果が数字で記載されていない。 | 書かれた数字はほとんど"0"のみで正しく検定されているか五問。 | 校正結果は数字で書かれ適切に実施されているが、有効桁数、トレーサービリティーに問題はある。 | 判定基準に対し、校正結果の有効桁数は適切である。 | 国家標準とのトレーサービリティーが考えられ適切な検定機器が使用されていることが確認できる。 | |
工程監視で調べてきた計測器の校正結果を確認しているか | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 測定値の正当性が保証されなければならない場合には、測定機器に関し、校正及び検証の結果の記録を維持すること。 | 工程確認時チェックした計測器の校正データを確認する。 | 部品の検査に使用する範囲の精度検査が実施され、検査結果が評価基準と検証できるため計量値で記録されている。また計量標準とのトレースのため、校正に使用した検定機器が明確になっている。有効桁数も正しく記録されている。 | 校正が実施されていない。 | 有効期間に遅れて実施されている。(有効期間の1割を超えて) | 有効期間内に適切に実施されている。有効期間の1割越え以内)使用範囲内の校正がされていない。不適合が有った場合、その機器を使用して評価した製品の妥当性評価は実施されていない。 | 判定基準に対し、適切に評価されている。使用範囲内の校正が実施されている。不適合が有った場合、その機器を使用して評価した製品の妥当性評価を実施していると言っているが疑問。 | 校正時、修理・調整が実施された場合、修理・調整の前のデータは記録され、不適合の機器を使用して評価した製品の妥当性評価を実施していると言っているが疑問。 | 校正時、修理・調整が実施された場合、修理・調整の前のデータは記録され、不適合の機器を使用して評価した製品の妥当性評価が適切に実施されている。 | |
限度見本台帳は適切に管理されているか | 7.6 監視機器及び測定機器の管理 | 監視及び測定の要求事項との整合性を確保できる方法で監視及び測定が実施できることを確実にするプロセスを確立すること。 | 工程で確認した限度見本は台帳で管理されているか確認する。 | 限度見本の有効桁数が設定されるとか、定期的に限度見本として使用の可否が確認され、劣化及び損傷が無い状態が維持されている。 | 限度見本を管理する仕組みがない。 | 限度見本は作っているが、台帳管理はしていない。 | 管理台帳は作っているが、明らかにメンテがされていない。 | 管理台帳管理のメンテはされているが有効期間管理はされていない。 | 限度見本の有効期間は設定され、有効期間で更新がされている。 | 限度見本の品質を維持するのに適切な頻度で確認され、問題があれば限度見本の更新及び製品への処置が実施されている。 | |
内部監査 | |||||||||||
内部品質監査は実施されているか | 8.2.2 内部監査 | あらかじめ決められた間隔で内部監査を実施する。 | 内部監査の実施回数及び指摘件数を確認し、内部監査に対する認識度合いを判断する。 | 内部監査は組織のQMSの弱い点を焦点において問題点を明確にして、その問題点を改善することが大切。監査ポイントが決められ、展開が実施されている。QMSの状況に見合った監査回数が設定されている。内部監査でQMSを改善していく認識を持っている。 | 内部監査が実施されないことがある。 | 1回/年は実施しているが、指摘件数も平均1~2件/部門程度で全く有効とは思われない。 | 1回/年実施され、指摘件数は平均3~5件/部門程度。 | 1回/年実施され、指摘件数は平均5~7件/部門程度。 | 2回/年の監査が実施されている。監査前に自主点検が実施され、不適合の対策が取られている。弱点を重点にした監査がされている。指摘件数は平均7件/部門以上。 | プロセス管理状況の監査を含め、有効に運営されている。 | |
指摘事項の対策のフォローアップはしているか | 8.2.2 内部監査 | フォローアップには取られた処置の検証及び検証結果の報告を含めること。 | 指摘事項の対策結果確認したものでフォローアップ状況を確認する。原因調査、対策内容及び実施状況を確認されているか判断する。 | 対策した内容が効果的であることが必要であり、多少時間を経た後管理責任者のレビューがされている。 | 実施されていない。 | 実施していると言っているが実施されているか疑問 | 明らかに報告書のみの確認で対策内容の確認がされていない。 | 対策直後に確認され、定着の確認が出来ているか疑問 | 定着状況を含め、確認がされている。問題が有った場合、問題の改善を図られたか疑問 | 定着状況を含め、確認がされている。問題が有った場合、その問題の改善を図る展開がされている。 | |
プロセスの監視及び測定 | |||||||||||
プロセスの監視を実施する概念があるか | 8.2.3 プロセスの監視及び測定 | 品質マネジメントシステムのプロセスを適切な方法で監視し、適用可能な場合には測定すること。 | 管理責任者が監視しているプロセスの監視状況を確認する。 | 管理責任者の監視すべきプロセスは何かが明確にされ、決められた様に監視がされている。 | プロセスを監視する考えはない。 | 全社としての業績管理指標を管理している程度。 | 部署単位で品質、生産性等の指標を取り、監視しているが、プロセス管理として不十分。 | 部署責任者単位で監視すべきプロセスが明確にされ、監視もされているが、監視すべきプロセスとしては大雑把で不十分。 | 部署責任者単位でプロセスの監視指標が明確にされ、月単位での測定・評価がされているが、問題が有った場合の対応は曖昧。 | 部署責任者単位でプロセスの監視指標が明確にされ、週単位での確認がされている。問題が有った場合の対応が適切に展開されている。 | |
目標管理は実施、結果は確認されているか | 5.4.1 品質目標 | トップマネジメントは組織内のそれぞれの部門及び階層で品質目標が設定されていることを確実にすること。 | 目標管理の展開状況を説明してもらう。またトップからの指摘事項があるか確認する。 | 品質改善目標が展開され、定期的に実施状況が責任者(経営者)に報告され、責任者からのアウトプットにより活動の見直しがされるようになっている。 | 目標管理をする考えはない。 | 全社目標は設定されているが実際に誰がやるか展開がされていると思われない。 | 職場責任者単位で目標管理が展開されているが、進捗状況の管理はされていない。 | 部署責任者単位で目標管理が展開され、定期的に進捗状況が確認されている。 | スタッフ全員まで目標管理が展開され、6ヶ月単位で達成状況が評価されている。 | 目標達成のために短い(週・月単位)間隔で進捗状況が確認され、上手に行っていない場合は適切に処置が展開できている。 | |
作業遵守状況を監督者が監視しているか | 8.2.3 プロセスの監視及び測定 | 品質マネジメントシステムのプロセスを適切な方法で監視すること。 | 検査成績表を確認して監督者が見ているかを確認する。作業遵守状況を監督者が見るようになっているか確認する。 | 受入検査及び工程内検査の結果を管理者が確認している。又作業標準の遵守状況確認が実施されている。 | 作業遵守状況を管理する考えはない。 | 特に決まりはないが、監督者が見るようにしていると言っているが、実施しているとは思えない。 | 品質の出来栄えを第3者が確認している。監督者がチェックシートの確認(検印)はしている。 | 確認項目を決めて確認しているが、作業標準の遵守状況の確認になっていない。 | 作業標準通りの作業が出来ているか確認されている。 | 作業者の熟練度を考え、確認がされている。設定条件が正しく設定されているか確認がされている。 | |
特殊特性は依頼されれば管理されるか | 7.2.1 製品に関する要求事項の明確化 | 顧客が規定された要求事項を明確にすること。 | 顧客から管理方法を特別に指定されたものがないかを聞き、管理状況を確認する。(保安特性に指定されている項目は特別管理されているか確認)。 | 顧客が指定した品質特性の工程管理、品質確認方法を展開する方法が決められ、適格に展開されている。 | 特殊特性の管理についてほとんど理解されていない。 | 管理は実施していると言っているが、実施されているか疑問。 | 衆知方法及び管理方法は決められているが実施状況は不十分。 | 衆知方法及び管理方法は決められた通りほぼ実施されている。抜き取り検査による合否判定がされている。 | 衆知方法及び管理方法は決められた通り適格に実施されている。管理図を活用した管理が実施されている。 | 工程内全数品質特性が保証されるような検査・ポカヨケ等工夫がされている。 | |
是正処置 | |||||||||||
品質不良対策は適切か(原因・対策) | 8.5.2 是正処置 | 再発防止のため不適合の原因を除去する処置をとること。 | 再発防止対策(品質不良対策書)1~2件程度の原因及び対策内容を確認する。 | 再発防止対策は是正処置であり、原因を追究され、原因が除去され、その対策の効果が確認される。 | 不良の措置のみで原因追求がされた対策がされていない。 | 不良の措置程度で対策は不十分。 | 直接原因が追求されているが、対策内容は原因除去になっておらず、不十分。 | 直接原因が追求され、対策内容もほぼ問題ない。 | 不良の根本原因(真の原因)が調べられていると判断出来る。対策の定着及び効果の確認が実施されている。 | 横展開の実施状況の確認が実施されている。 | |
内部監査の指摘事項の対策は適切か(原因・対策) | 8.2.1 内部監査 | 発見された不適合及びその原因を除去するために遅滞なく処置が取られることを確実にすること。 | 指摘事項1~2、原因及び対策内容を通訳していただき適正状況を確認する。 | 真の原因が調べられ、その原因を除去する対策が実施されている。また対策結果は管理責任者のレビューがされている。 | 不適合の対策が実施されていない。 | 不適合の措置程度で対策は不十分。 | 直接原因が追求されているが、対策内容は原因除去になっておらず、不十分。 | 直接原因が追求され、対策内容もほぼ問題ない。 | 根本原因が追究され、対策内容もほぼ問題ない。 | 根本原因が追究され、対策内容も適切。 | |
品質不良対策は適切に実施されているか | 8.5.2 是正処置 | 再発防止のため不適合の原因を除去する処置をとること。 | 品質不良の発生状況が分る工程内不良状況、受入状況、客先での不良発生状況などのデータを見て、再発防止が必要かを確認し、そのものが再発防止展開されているかを確認する。 | 再発防止が必要な品質不良に対して漏れなく再発防止が実施され、対策状況の管理も適切に実施されている。 | 誰が対策要否を判断するかが決まっておらず、品質不良対策をすべきものがほとんど展開されていない。 | 対策要否を担当者が判断していると言っているが、対策されたか疑問。 | 対策要否を監督者が判断していると言っているが、対策されたか疑問。 | 対策要否の判断基準に従い対策書は発行されている。回答状況に遅れがあるが報知された状況。10個/ロット以上の不良を対策対象となっている | 回答遅れを担当者が督促し管理はされている。4個/ロット以上の不良を対策対象となったいる。 | 管理状況の監視が定期的に実施される仕組みがあり、遅れなどの対応が適切に管理されるようになっている。 | |
品質不良データを分析し、品質改善を実施しているか | 8.5.1 継続的改善 | 品質方針、品質目標、監査結果、データ分析、是正処置、予防処置及びマネジメントレビューを通じて、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善すること。 | 仕入先の不良状況、工程内の不良の発生状況、客先での不良発生状況と組織の品質目標(改善活動)が一致しているか確認する。 | 仕入先の不良状況、工程内の不良の発生状況、客先での不良発生状況を把握し、改善目標を計画し、適切に展開され、効果の監視も実施されている。 | 品質改善につなげる品質不良データの集計がされているとは思われない。 | 品質不良データの集計はされているが、品質改善活動に結びついているか疑問。 | 品質不良データの集計はされ、その結果で品質改善項目の設定がされているが、進捗管理が実施されているか疑問。 | 品質不良データの集計はされ、その結果で品質改善項目の設定がされ、進捗管理も実施されている。 | 品質改善項目は品質不良データの結果から適切と思われる。 | 品質不良データの推移で品質改善活動の見直しが実施されている。 | |
特別採用申請書は権限のあるしかべるき人が承認しているか | 8.3 不適合製品の管理 | 不適合製品の処置に関する管理及びそれに関する責任及び権限を"文書された手順"に規定すること。不適合に対して取られた特別採用を含む処置の記録を維持すること。 | 特別採用をすることがあるか聞きかけ実施状況を確認する。 | 不適合の処理で特別採用されたものはしかるべき権限を有する責任者(品質保証責任者又は実務責任者)が承認している。 | 製造職場の監督者が採否判断をしている。 | 品質管理の担当者が採否判断をしている。 | 品質管理の実務責任者が採否判断をしている。 | 品質保証責任者が採否判断をしている。 | 関連部門の意見を確認した後品質管理の実務責任者が採否判断をしている。 | 関連部門の意見を確認した後、品質保証責任者が採否判断をしている。 |
遨翔的岁月
第2楼2011/01/20
分類 No. 評価項目 評価内容 Bad 悪い Poor 不十分 Normal 普通 Good 良い Excellent素晴らしい
レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5
技術 1 "技術レベル
(部品別リストによる)" 専門メーカとしての固有技術はどの程度か。(設計者に確認する)
2 設計基準、手順書 設計ノウハウや手順が標準化されており、一定の水準の設計が出来るようになっているか。 設計基準、手順書、設計資料がない 設計基準はないが設計資料がある。 組織として設計基準、手順が標準化されており、使用する規則になっている。 設計基準の検索が容易にできる。(DB等がある) 設計基準の検討漏れを防止できる仕組みがある(チェックシート等による)
3 過去問題再発防止 過去問題が再発しないように再発防止が図られているか。 クレームを把握してなく、過去問題が分析されていない 過去問題は分析されているが、再発防止策が設計基準に反映されていない。 過去問題の原因を分析し、再発防止策を設計基準に反映している。 生産している同構造の部品に対し、再発防止策を横展開している。 "過去問題の検索が容易にでき、仕組みのなかで検討漏れを防止できる仕組みがある。
(新機種織込み要望書)"
仕組み 4 開発日程管理 開発日程が組織的に管理され、関係者が進捗状況を見れるようになっているか。 開発日程表がない 開発日程表はあるが開発部門にしかない 製造、調達部門を含めた日程表ができている。 関連部門の進捗状況が定期的に報告されるシステムになっている。 常に最新の情報が関連部門で確認できる(DB等)
5 開発審査制度(DR) 設計の目標達成状況や進度を定期的に確認して、組織的に目標達成を図っているか。 制度がない 実施しているが実施時期が規定されていない。 計画的に実施されているが審議項目、判定基準が明確になっていない。 審議項目、判定基準が明確になっている。 審査時の指摘事項に対する対応実施記録がある。
製品評価 6 "信頼性評価
(部品別リストによる)" 信頼性評価試験が正しい方法で実施・判定されているか。 "正しい(妥当性のある)方法で試験、判定が出来ない
(0~50%)" "一部、試験方法/判定が正しくない。(妥当でない)
(50~90%)" "全ての試験方法/判定は社内でほぼ正しく行っている(妥当性がある)
(90~100%)" 全ての試験を社内で実施でき、試験方法/判定も正しく行っている。(妥当性がある) 要求された試験項目以外に独自の試験を実施している。
7 "開発設備、信頼性評価設備
(部品別リストによる)" 製品開発に必要な設備・機器が揃っているか。 開発設備・信頼性評価設備がほとんどない。 主要な開発設備、信頼性評価設備がない。 主要な開発設備、信頼性評価設備がある。 製品の性能、機能を評価できる開発設備・信頼性評価設備が全てある。 開発設備は最新型の機器が揃っている
組織・人 8 開発体制 開発依頼に対応できる組織形態になっているか。 開発部門がない 開発部門はあるが、設計担当と実験担当に分けられていない。 設計担当と実験担当に分けられており、業務責任が明確になっている。 設計、実験、のほか設計管理(部品表、図面、改訂管理)などの独立した機能がある。 "左記+研究開発部門がある。
開発部門内に研究担当がある。"
9 人材育成 将来に備えた人材育成をしているか(専門技術教育) 専門技術教育制度はない 教育は実施しているが、制度になっていない 教育メニュー(講座)があり、現在の業務に必要なスキル、知識を教育している。 教育計画に基づいて教育が実施されている。 職務、職位別に必要なスキル、知識が定義されており、個人のレベルが把握されている。
youlizitan
第7楼2011/01/22
分类no .评价项目评价内容bad坏poor不足normal普通good好excellent非常精彩
第1等级2级3级水平4 5级
技术一根“技术水准
(厂商名单的‘专门企业的技术达到何种程度?(设计者进行确认的)
2设计标准,步骤书设计理念和步骤从标准化,一定程度的设计的方式来做成的。设计标准,步骤书,?
3过去防止再次发生类似事件的过去,为避免再次发生了防止再次发生类似事件。掌握索赔,分析问题,过去没有过去的分析,防止再次发生类似事件的对策是设计标准,并没有反映。过去问题的原因分析,防止再发生的对策设计标准。正在生产该结构的零件,防止再发生的对策横向推广。“过去的搜索可以较容易地进行研究的过程中,因体制,可以防止遗漏。
(新机型織込み要求书
4开发日程管理开发日程有组织地管理和相关人员进展少儿阅报的绳子。开发日程表没有开发日程表有开发部门,事实上,制造、采购部门在内的日程表。相关部门的进展定期性地报告的系统。经常最新的信息,向相关部门,可以确认(db等)
5开发审查制度(dr)设计的目标情况和进度定期检验,有组织地攻击目标发展的趋势。没有关系,但是实行时间不遵守规定。实行计划审议项目的判定标准不明确。审议项目判定标准不明确。评审时指出的事项进行应对。
产品评价